測る
彫刻の場合、いろいろ測ります。
椅子の高さ、背もたれの高さ、幅なんかはもちろん。
例えば床から膝、膝から股、とか。
肩から肘、ヘソからトップバスト、頭頂、みたいに。
バストは左右ありますから、身体を捻ってたり肩の高さが違ったりする時は左右とも。
で、それを参考に同等の大きさに作る人もいれば縮小して作る方も。
なんかそれって目に見えて足が短いとか(笑)
ちょっと気になったりします。
有名な男性像、ありますよね?あの思春期の授業中に教科書からわいせつな写真が飛び込んでくる、あれ。
きっとアレも測ってる?のかなー?(笑)
彫刻を作る時は中に芯棒を組むんです。だいたいの形を作ってから粘土で肉付けしていくんですが。
ある日、とってもマメに測る方がいて。
モデルをしている私の例えば肩から肘、肘から手首、手。の長さを私に触らないように、でもギリギリまで近くで針金曲げる方がいました。
ピョンってはずみでぶつからないかヒヤヒヤでした(笑)
しかも背もたれに肘を乗せてよりかかるポーズだったんで腕のすぐ内側、乳首!
針金当たると痛そう!ってこわかったー。
まぁ無事当たることなく(当たり前!)。
でもあんな間近でまじめに乳首見られることもめったにないよね。ポーズ中は針金ばっかり気にして、乳首に顔が近いことには気がつかなかった。
冷静に考えるとちょっと恥ずかしくなる(笑)